読書感想文①
おはようございます。
36℃ぐらいだと全然応えなくなったので、休みの日にはキャッチボールがしたい野村大成です。
「小さな箱から脱出する方法」を読んでみて、現在半分ぐらいですがこれまでのまとめとして学んだことを書いてみます。
箱に入っている?
本書では、自分と自分以外の人間関係に焦点を当てて、箱に入っている、つまり自己欺瞞に陥っていないか。と問いかけられる本になります。
自己欺瞞とは、自分のニーズ(願望)を優先して他の人のニーズはそっちのけ。他者の存在を自分のニーズを満たすのに邪魔な存在、問題として扱うこと。もっと言えば、人として見ずに物として見てしまっている状態のこと。
そして、怖いことに箱の中に入っていることに自分が気づいていないことがあると。
自分の殻に閉じこもるような状態のことを、箱に入っている と表現しています。
それでは、箱の中に入っているのがどんな問題があるのか。
ここからは自分の解釈も踏まえながら考えていきたいと思います。
この、箱に入っているという表現で伝えたいことは、行動によって箱の中か外か判断できないということ。
つまり、箱とは自分の心の状態を表しているということです。
人のことを注意する時強く言おうが、優しく言おうが、相手に対する信頼関係があるかどうか。
箱に入っている(邪魔な存在と思われている)人から強めに言われたら、モチベーションは下がります。
逆に、1人の人として見られている中で強く言われれば、何か気づきを得られるかも知れない。
だから、ここから推測されるのは、人の箱をこちらから開けることはできず、常に自分に問いかける必要がある。
相手のニーズを考える余裕を持って、箱の中に入っていないか。
いかなる時も、まずこちらから歩み寄りたいと思います。
それでは本日もご安全に!