人からどう見られるか。
人の目を気にしていた。
気付いたら、自分を守る術から、自分を大きく見せる術に変わった。
それでも、辞められなかった。
本当の自分を見せる勇気がなかった。
ポンコツでどこか抜けている。
人と感性が違う。
臆病で繊細。
興味のない話は聞いていない。
興味のないことはすぐ忘れる。
そんな自分でもいいとしたら。
傷ついたことを素直に伝える勇気。
おかしいと思ったことを素直に伝える勇気。
できなかったら素直に謝る勇気。
頼ってありがとうっていう勇気。
自分を大きく見せる必要なんてない。
よく思われようと立ち振る舞う必要はない。
どんな印象を受けたのか。
自分はどんなことをしたいのか。
そんな発信が自分にしかできないこと。
自分に嘘をつかない。
それはなにも、人と対立するってことじゃない。
嘘をつかない=正しさを押し通す ではない。
自分を守るために、周りに合わせていたが、自分を守るために本当にすべきことは、
自分を信じ抜くこと。
なんで、キングコングの西野亮廣の絵本、「えんとつ町のプペル 」に感動するのか。
それは、信じたかったけど、信じ抜けなかった自分に出会ったから。
自分に嘘をついていることを突き詰められたから。
今となっては過去だから、過去の選択や今の現状を否定する訳ではないけど、
「あの時はこうしたかった」
それを抱えて、生きていく。
これでやっと、前を向いて足を踏み出せる、踏み出せた気がした。